京福叡山線デナ21型・121型車両です。昭和3年から鞍馬電気鉄道・京都電灯が日本車両で製造した車両です。非貫通3枚窓の正面、上部にRのついた下降窓の優美な車両です。昭和53年にポール集電からパンタグラフ(出町寄り取付)に変更されました。また、2両運転時の合理化のため片側が貫通化されました。(122は両貫通)晩年は外板更新、運転台窓・戸袋窓Hゴム化、扉の金属化等もされ、ATS設置時には片運化されました。昭和62年には、23・24の機器がデオ711・712の製造に使用されました。平成6年にさよなら運転が行われ引退しました。
なお、121・123は昭和39年に事故により廃車となっています。
イコマ商会: パンタ 更新 アルミサッシ・Hゴム・両運